データフォーマット・データ作成
1. メモ帳でファイルを作成・保存すると、拡張子が“.txt”になってしまいます。
保存する際のファイル名を
" "
(ダブルクォーテーション)でくくって指定して下さい。
Ex) ファイル名:
"test.fld"
2. データファイル・座標ファイルの拡張子は何でもいいのですか?
実際のデータを記述するデータファイル、座標を記述する座標ファイルの拡張子は何でもかまいません。
拡張子の無いファイル名でも大丈夫です。
3. アスキー型式のデータファイルを記述する際、
データ間の区切り(セパレータ)としては、何が使えますか?
半角スペース、または TAB で区切って下さい。一つの区切りに複数のスペースや TAB を組合せても大丈夫です。
カンマは使用できません。
CSV型式などを利用する際は、カンマをあらかじめ半角スペースか TAB に変換しておく必要があります。
4. ネイティブフォーマットのヘッダ部分と
データ部分の区切り( ^L^L )の入力の仕方が分かりません。
メモ帳等の一般のテキストエディタでは ^L^L の入力はできません。
サンプルデータからカット&ペーストしてください。
もしくは参照タイプ(書式ファイルとデータファイルを別ファイルに分ける)FLDファイルとして作成してください。
5. 小数点の前の “0” を省いては駄目ですか?
0 を省略しても大丈夫です。
Ex) -.0032
また、
“e+xx”も使用できます。
Ex) 3.2E-03
6. VRML2.0 形式のファイルが読み込めません。
MicroAVSでは、VRML2.0 は書き出しのみの対応となっています。
7. 参照タイプのFLDファイルを記述する際、
参照先のデータファイルのフルパスを指定する必要がありますか?
FLD書式ファイルとデータファイルが同じフォルダに置いてある場合は、データファイル名のみでかまいません。
また、相対パスによる記述も可能です。
8. 非構造格子のデータフォーマットの“材料番号”は
必ず “0”(ゼロ)にする、と書かれていますが、
ゼロ以外の整数を入れることに問題はありますか?
“材料番号” の項は、
AVS/Express
(MicroAVS の上位製品)で読み込む場合は意味を持たせることが可能です。
一方 MicroAVS では、基本的には材料番号を使用しませんが、
Ver.9.0 Rev.B 以降では
「データ領域線コンター」「データ領域面コンター」の2つの可視化メソッドに限り、意味を持ちます。
この2つのメソッドの「要素ごと表示/非表示」機能では、要素の種類と材料番号で要素を分類し、
表示/非表示を制御できます。
※マニュアル・ヘルプ共に、上記「必ず0にする」は修正される予定です。
9. 複数の BMP ファイルから
ボリュームデータを作成したいのですが、ボリュームデータ作成ツール(Img2Vol.exe)で
その BMP のデータが読み取れません。
ボリュームデータ作成ツールでは、入力される画像の“色の保持方法(カラーモード)”を
RGB(24bit)カラー形式であると仮定しています。
他の形式(インデックスカラー型式等)で保存された画像の場合、他の画像処理ソフトで
RGB 形式に変換してから作成ツールに読み込ませるようにして下さい。
Ex) Photoshop では [イメージ] → [モード] で画像のカラーモードを確認する事が出来ます。
10. 直交等間隔格子(uniform)で
座標指定は出来ないのですか?
uniform 格子の場合、X, Y, Z(2次元の場合X, Y)の各座標における
最小値と最大値(格子の始点と終点)の指定が行えます。
この値に基づき、各格子点の座標が等間隔に割り当てられます。
例) 3次元uniform格子で、各座標の最大最小が
Xmin = 3.0, Ymin = 3.0, Zmin = 3.0
Xmax = 6.0, Ymax = 6.0, Zmax = 6.0
である場合、次のような座標ファイルを準備します。
x y z
3.0 3.0 3.0
6.0 6.0 6.0
上記の座標ファイル名 xyz.txt とすると、
FLDファイルの座標指定部分は以下のようになります(xyz.txtと同じフォルダに置く場合)。
coord 1 file=./xyz.txt filetype=ascii skip=1 offset=0 stride=3
coord 2 file=./xyz.txt filetype=ascii skip=1 offset=1 stride=3
coord 3 file=./xyz.txt filetype=ascii skip=1 offset=2 stride=3
12. 座標値の記述は正しいはずなのに、
格子が正しく表示されません。
座標値の記述の順番に問題がある可能性があります。
FLD ファイルの メッシュの定義では、X-Y 平面を一定の Z 値で定義し、
順に Z 値を変更することで3次元の格子を定義します。
(X -> Y -> Z の順でループを回します)
13. 二次元の非構造格子型データを
[変形アニメーション] メソッドで表示させたのですが、形状が変形しません。
変形アニメーションでは、データが二次元の要素 (Tri, Quad) のみであっても、
実行には3成分のデータが必要となります。以下のどちらかの設定を行って下さい。
方法1.任意成分の選択(MicroAVS Ver.5.0以降で可能)
[変形アニメーション] メソッドのパラメータ操作パネルの
[任意成分の選択] トグルをオンにします。
X,Y,Z成分の内、2成分に元のデータの成分値を割り当て、残りの成分を [なし] にすることで、
読み込んだデータが2成分であっても変形アニメーションが行えます。
方法2.ダミーデータを使用
UCD のデータファイルを作成する際、ダミー成分(値は 0 )を1つ加えて3成分にしておきます。
データの読み込み
1. ワードパッドで作成・保存したファイルが MicroAVS で読めません。
ワードパッドでファイルを保存する際は、[ファイルの種類] を “テキストドキュメント”
にしてから保存してください。
“リッチテキスト型式(RTF)” や “Unicodeテキストドキュメント”
で保存してしまうと、MicroAVS でアスキーファイルとして読むことはできません。
2. NULLデータは使えますか?
MicroAVS Ver.4.0 以降で NULL 値を持つデータの可視化に対応しています。
パラメータ操作パネルの [構造型データの読み込み] または
[非構造型データの読み込み] メニューの中に、
[
NULL/最小/最大の設定] があります。
その下のボタンをクリックして表示される設定ダイアログの [NULL値] に NULL となる値を入力し、
左にある [有効] トグルボタンをオンにすることで、NULL 値を考慮した表示が行えます。
3. 操作した可視化パラメータを保持したまま、
違うデータファイルに読替えることはできますか?
あるデータで可視化操作を行った後、操作したパラメータや物体の向きはそのままに、
別のファイルに置き換えたい場合があります。
これを実現させるには、まずパラメータ操作パネルの [構造型データの読み込み] または
[非構造型データの読み込み] を開きます。
[読み込みデータファイル名の指定] の下にある [参照] ボタンをクリックして、
読み替えたいファイルを選択すると、
パラメータを保持したままデータだけを入れ替えることができます。
※
読み替え前と後のデータが同じ型(格子構造・データ型・データ数等が同じ)
である必要があります。
4. ファイルの読込み時にエラーとなってしまいます。
下記の点に注意し、再度確認を行って下さい。
データファイル名やヘッダーファイル名
- 半角スペース, $, %, & 等の特殊文字は使用できません。
- ファイル名に日本語は使用できません(ディレクトリ名は、日本語可です)。
- ディレクトリ名に8文字以上のロングネームを使用しない。
ヘッダーファイル内の記述
- 各行の先頭にスペースを入れないで下さい。
- ヘッダーファイルの書式に間違いはないですか?
- ヘッダーファイルの最終行に改行は入っていますか?
なお、MicroAVS に付属する [ファイルチェッカー] を使用することで、
簡易的なチェックが行えますので是非ご利用下さい。
MicroAVS の [ファイル] → [ファイルチェッカー] を選択するか、
Windows スタートメニューから選択することで起動できます。
5. 複数ステップを持つデータファイルで、
先頭のデータしか見る事が出来ません。
複数ステップデータを読み込んだ後、
パラメータ操作パネルの上部にあるリストから [〜データの読み込み] を選択して下さい。
(読み込んだデータに応じて [構造型データの読み込み] [非構造型データの読み込み]
[MGFデータの読み込み] のいづれかとなります)
開いたパネルの中にある、[現在のステップ] 等のフォームやボタンを操作することで、
ステップを1つずつ進める、任意のステップにする、自動的に進める、等が行えます。
6. データファイル名を
“data” とし、ヘッダーファイル内で
“… file=data filetype=ascii …” と記述すると、
読み込み時にエラーとなります。
MicroAVS のファイルフォーマットにおいて、データの型を定義するキーワード(予約語)として
“data” という名称が使用されています。
このキーワードが別の意味(ファイル名等)で使用されると問題が発生します。
そのため、基本的にはこういった予約語をファイル名等に使用しないで下さい。
どうしても data というファイル名を使いたい場合は以下のようにして下さい。
回避方法:
ヘッダーファイルのパス部分の記述を
file = ./data filetype = ascii
または
file = "data" filetype = ascii
とする。
7. バイナリの構造格子データを読み込んだのですが、
[物体の表示窓]に何も表示されません。
バイトオーダーが MicroAVS 側の設定と異なっている可能性があります。
MicroAVS のデフォルト設定では、読み込まれるバイナリデータは
XDR (Big Endian) であると仮定し、
バイトオーダーを反転して読み込みます。
これに対し、Windows PC 等の上で作成されたバイナリデータは
Little Endian
である場合が多く、
そのようなバイナリデータをデフォルト設定のまま読ませると何も表示されない状態になります。
この場合、以下の操作を行って下さい。
- データを読み込む
- パラメータ操作パネルを [構造型データの読み込み] にする
- [Portable(XDR)] のチェックを外す( [Swap Bytes] のチェックが入っていたらこれも外す)
Little Endian のデータを読み込む方が多い場合は、
初期値設定することにより、以降は上記の操作が不要になります。
- [オプション] メニューから [初期値設定] を選択する
- 初期値設定パネルの [可視化に関する設定] タブを選択する
- [構造格子データの読み込み] にある [Portable] と [Swap] のチェックを外し、[適用] ボタンを押す
なお、上記バイトオーダー設定を行った後でもデータが表示されない場合は、
設定を変更したことにより物体の幾何情報が一時的に正しく判断されていない可能性があります。
この場合以下の操作を行ってみてください。
- 物体の表示窓の [物体] メニューから [位置の指定] を選択する
- [リセット] ボタンを押す
- [最適な大きさ] ボタンを押す
※ Ver.11.0 以降では、
バイトオーダーが異なっていると思われる場合(座標値や成分値が極端に大きい/小さい場合)に、
警告ダイアログとデータ値確認ダイアログを出す機能が追加されています。
8. MGF ファイルを読み込んでも、
物体の表示窓に何も表示されません。
MGFファイルの定義の際は以下の項目にご注意下さい。
- 要素名にスペースが入っているとデータが読み込まれません。
- 各行の先頭にスペース(またはタブ)があるとデータが読み込まれません。
出力
1. 直接プリンターで印刷する際にもっときれいに印刷したいのですが。
直接印刷する機能は、画面のイメージをそのままプリンターに印刷しています。
通常プリンターはディスプレイに比べ解像度が非常に高いため、その粗さが目立ってしまいます。
[印刷のクオリティ] メニューから最高品質を選択してから印刷してみてください。
[高品質] 、 [最高品質] にするとそれぞれ2×2倍、3×3倍の解像度で出力されます。
また、その他の方法としては、[物体の表示窓] にある
[シーン]
-
[表示窓の指定] メニューを選択します。
幅と高さに高解像度の値を入力し、ウィンドウを大きくします。
注)OpenGL ではグラフィックスの環境によって指定できる大きさに制限があります。
より大きなサイズを指定するには共通モードを選択してください。
その他、直接印刷ではなく、一度画像ファイルに保存する場合には、
画像の出力時に画像のサイズを指定することもできます。
2. 印刷のクオリティを上げるとラベル文字が小さくなってしまいます。
解像度を上げても、MicroAVS で表示されているフォントのサイズは変化しないため、
文字が画面に対して小さくなります。
予め、文字サイズを大きくしておく必要があります。
目安としては、印刷クオリティを [高品質] に設定した場合には、文字サイズを2倍に、
[最高品質] にする場合には文字サイズを3倍にしてみてください。
3. 表示画面を連番ファイル名のイメージに保存したいのですが。
アニメータ 2D を利用します。
アニメータ 2D を起動し、イメージに保存したいところで、 [ショット] ボタンを押して保存していきます。
アニメータ 2D のメニュー
[ファイル]
-
[ファイルの保存] を選択し、適当なフォルダに保存します。
(関連ファイルを含むフォルダが作成されます)
保存したフォルダの下に
\images というフォルダが作成され、その中に
"T0000001.jpg/bmp", "T0000002.jpg/bmp" … という名前の JPEG 画像と BMP 画像が保存されます。
注)これらのファイルの画像サイズ(解像度)は、
[物体の表示窓] ウインドウの大きさに依存しています。
この大きさを設定するには、[物体の表示窓] にある [シーン] -
[表示窓の指定] メニューを選択します。
幅と高さに高解像度の値を入力し、ウィンドウを大きくします。
4. アニメータ 3D で作成したアニメーション (GFA) を AVI や
MPEG 動画ファイルに変換したいのですが。
以下の手順でアニメータ 2D を起動し、アニメータ 2D を利用して動画に保存します。
- MicroAVS のメインメニューの [ファイル] メニューから、 [アニメータ 3D の起動] を選択します。
アニメータ 3D が起動されます。
- [ファイルの読み込み] ボタンをクリックします。
作成した 3D アニメーションファイル (GFA) を選択します。
- アニメータ 3D のファイルメニューから、 [アニメータ 2D の起動] を選択します。
- アニメータ 2D プラスの [コントロール] -> [連続撮影] を選択して、連続撮影をオンにします。
- アニメータ 3D の再生ボタンをクリックします。
アニメータ 3D で再生された画像が、アニメータ 2D へ撮影されます。
- アニメータ 2D プラスの [コントロール] -> [連続撮影] を選択して、連続撮影をオフにします。
- アニメータ 2D プラスの再生ボタンで、撮影されたことを確認して下さい。
- アニメータ 2D プラスの [ファイル] -> [ファイルの変換] を選択して、AVI や MPEG 動画ファイルへ変換します。
注)アニメータ 2D では、作成した動画ファイルの再生、編集はできません。
5. MicroAVS の表示と出力したイメージの明るさが違うのですが。
シーンの描画方法を [共通モード] でご利用ではないでしょうか?
MicroAVS の [共通モード] では、画面上の表示のためのガンマ値が高めに設定されているため、
[OpenGLモード] や保存されたイメージに比べ、やや明るく表示されています。
表示を明るくするには、物体の表示窓にある
[物体]
-
[色と質感の指定] にある環境光の設定などをご利用ください。
補足)ご利用のシステムの環境変数に AVS_GAMMA = 1.0 を設定すると、
画面上の表示と出力される画像の色合いを
ほぼ同じ明るさに設定することができます。
環境変数については Windows 環境変数 などのキーワードで検索できる一般の情報をご参照ください。
6. アニメータ 2D で出力する MPEG ファイルの再生速度を調節できないのですか?
残念ながら、MicroAVS では取り込んだフレーム数をそのまま MPEG に出力する仕様となっています。
AVI では秒間のフレーム数の指定ができます。
7. 球が表示されている画面を PostScript 出力しても、表示されないのですが。
MGF 形状フォーマットで定義しているような中心座標、半径、色情報から構成される球の
PostScript への変換はサポートされていません。
BMP や GIF 等のイメージ出力でご利用ください。
8. MVG ファイルとは何ですか?
各メソッドのパラメーターにあるフロッピーディスク・アイコンを押すと、
そのメソッドで作成されている物体を MVG ファイルに保存します。
この MVG ファイルは MicroAVS 独自の形状データで、MicroAVS で再度読み込むことができます。
例えば、任意断面のカラー面コンターは、同時に一枚しか作成できません。
複数枚の任意断面を作成したい場合、この MVG ファイルに作成した断面を保存します。
この予め保存しておいた MVG ファイルを解析結果に追加読込みすることで、
複数枚の任意断面を表示することができます。
注)一部 MVG への保存がサポートされていない物体や属性
(例えばテクスチャなど)があります。
9. データの書き込みができません。
一部のフォーマットでは、ファイル名(やフォルダ名)に空白(スペース)が含まれていると正しく出力できません。
スペースを含まないファイル名(やフォルダ名)を指定してご利用ください。
アニメーター
1. アニメータ 3D で作成したアニメーション (GFA) を AVI や
MPEG 動画ファイルに変換したいのですが。
以下の手順でアニメータ 2D を起動し、アニメータ 2D を利用して動画に保存します。
- MicroAVSのメインメニューの [ファイル] メニューから、[アニメータ 3D の起動] を選択します。
アニメータ 3D が起動されます。
- [ファイルの読み込み] ボタンをクリックします。
作成した 3D アニメーションファイル (GFA) を選択します。
- アニメータ 3D のファイルメニューから、[アニメータ 2D の起動] を選択します。
- アニメータ 2D プラスの [コントロール] -> [連続撮影] を選択して、連続撮影をオンにします。
- アニメータ 3D の再生ボタンをクリックします。
アニメータ 3D で再生された画像が、アニメータ 2D へ撮影されます。
- アニメータ 2D プラスの [コントロール] -> [連続撮影] を選択して、連続撮影をオフにします。
- アニメータ 2D プラスの再生ボタンで、撮影されたことを確認して下さい。
- アニメータ 2D プラスの [ファイル] -> [ファイルの変換] を選択して、AVI や MPEG 動画ファイルへ変換します。
注)アニメータ 2D では、作成した動画ファイルの再生、編集はできません。
2. アニメータ 2D で出力する MPEG ファイルの再生速度を調節できないのですか?
できません。
MicroAVS では取り込んだフレーム数をそのまま MPEG に出力する仕様となっています。
AVI では秒間のフレーム数の指定ができます。
3. アニメータ 2D / 3D に画像が表示されません。
一度、アニメータ 2D / 3D を終了し、再度、起動しなおしてみてください。
アニメータ 2D / 3D はデータを読み込んだ後に起動する必要があります。
アニメータを起動する前に [物体の表示窓] に絵が出た状態にしてください。
また [ファイル] -> [データの読み込み] で別のデータに読み替えた場合も同じです。
一度、アニメータ 2D / 3D を終了し、再度起動しなおしてください。
4. アニメータ 2D で撮影を行うと
MicroAVS 以外のウィンドウなどが重なって表示されてしまいます。
物体の表示窓に重なったウィンドウが表示されていると思われます。
物体の表示窓メニューの [シーン] - [表示窓の指定] で表示されるパネルの [描画方法] の種類により、
以下の違いがあります。
- 描画方法が [OpenGLモード] の場合、ディスプレイに表示されている物体の表示窓の枠内を
そのままキャプチャするため、
物体の表示窓にその他のウィンドウなどが重ならないようにしてから撮影してください。
- [共通モード] の場合は、同様に物体の表示窓をキャプチャしますが、
内部でバッファが作成されるため、ウィンドウが重なっていても問題ありません。
このように、他のウィンドウが重ならないようにして撮影する、もしくは [共通モード] でご利用ください。
5. アニメータ2D 内の表示ウィンドウに正常に画像が表示されないのですが。
まずは、物体の表示窓にある [シーン] - [表示窓の指定] にある描画方法を [共通モード] に変更してみてください。
この操作で正しく表示された場合、ご利用のグラフィックスボードに関する問題の可能性があります。
使用しているグラフィックスボードのドライバを更新することで解決する可能性があります。
解決しない場合は、[共通モード] でご利用ください。
6. アニメータ 3D で物体を動かしているのに、撮影フレームが増えないのですが。
アニメータ 3D のアニメーションの撮影は形状の変化に対して行われます。
例えば、断面コンター図の移動、変形表示、等値面のレベル値の変更など、
表示物体の形や表示位置が変わった際に撮影されます。
表示されている物体の初期状態を保存した後の回転、拡大縮小、移動などの操作は撮影されません。
その他にも物体やカメラ、照明などの属性の変更も撮影されないようになっています。
- 物体の表示窓、照明に関する属性
物体の表示窓の背景色や照明の色、位置など、背景と照明に関するすべての属性
- カメラに関する属性
投影方法や視野角、デプスキューの設定
- 物体の表示方法の情報
色と質感の指定や精度の指定などの設定
注)複数の物体が表示されている状態で、ある片方の物体を選択して移動した場合、
その物体の位置関係が変わりますので、そのような変更はアニメーションとして撮影されます。
8. アニメータ 3D で背景色を変更したいのですが。
MicroAVS のアニメータ 3D では背景を変更することはできません。
3D AVS Player(フリービューワー)を利用すれば、背景色の変更を行うことができます。
アニメータ 3D の [ファイル] - [保存] メニューから GFA ファイルに保存してください。
この保存した GFA ファイルを 3D AVS Player で読込み、再生します。
3D AVS Player については
こちらのページをご参照ください。
9. アニメータ 3D で保存した GFA を読み込むと表示のスケールがおかしくなるのですが。
アニメータ 3D 上でアニメーションを再生する際に、物体の表示窓に何らかのデータが読み込まれていると、
再生データの座標値がおかしくなる場合があります。
物体の表示窓にデータを読み込んでいない状態で再生してみてください。
表示
1. データを読み込んだのに、[物体の表示窓] に何も表示されません。
読み込みデータのバイトオーダーが正しく指定されていない場合、可視化結果が表示されない可能性があります。
構造格子データを使用している場合は、[構造格子型データ・ファイルの読み込み] の [Portable (XDR)]
のチェックをはずしてみてください。
[Portable (XDR)] の初期値は [初期値設定パネル] で設定することもできます。
構造格子、非構造格子データは、各読み込みメニューの [読み込みデータの情報表示] ボタンで読み込まれたデータ
を確認することができます。
※ Ver.11.0 以降では、
バイトオーダーが異なっていると思われる場合(座標値や成分値が極端に大きい/小さい場合)に、
警告ダイアログとデータ値確認ダイアログを出す機能が追加されています。
データが正常に読み込まれている場合には、グラフィックスボード、またはドライバに問題がある可能性があります。
[物体の表示窓] - [シーン] - [表示窓の指定] - [描画方法] を “共通モード” に変更して正常に表示される場合、
使用しているグラフィックス・ボードのドライバーを更新することにより、解決する可能性があります。
2. [照明の選択] において
[照明1] [照明2] [照明3] [照明4] はそれぞれどの方向からの光になりますか?
照明が4つ用意されていると考えて下さい。照明の向きのデフォルトは全て正面になります。
例えば、照明1から照明4まで全ての [照明の状態] パラメータをオンにした場合、
4つの照明は、全て正面から当たっている事になります。(デフォルトの状態である事が前提です)
3. [照明の種類] の [双方向の光] とはどんな光ですか?
[双方向の光] を選択すると、照明の向きで指定した方向とその背面の両方向から照明を行います。
4. アプリケーション・ファイルを読み込んでも、何も表示されません。
MicroAVS ではアプリケーションファイル保存時に、[最適な大きさ] を [オフ] にしています。
そのため、物体の座標値が原点から離れている場合、物体の表示窓の枠内に表示されない場合があります。
アプリケーションファイルを読み込み後、[物体の表示窓] - [最適な大きさ] をオンにしてください。
5. カラー面コンターの断面が出なくなってしまったのですが。
何らかの影響で MicroAVS のレジストリが壊れた可能性があります。
以下の操作で設定を初期値に戻すことにより、以降は問題なくご利用頂けます。
初期値に戻す方法
1. MicroAVSを起動し、[オプション] - [初期値設定] を選択し初期値設定パネルを起動します。
2. パネルの各種設定タブの [初期値に戻す] ボタンを押し、初期化して下さい。
6. データ領域線コンターが点線で表示されます。
ラインと面が同じ位置にあるためライン表示が一部隠れている可能性があります。
ジッターレベル(ラインを浮き上がらせる度合い)を指定する事ではっきり表示させることができます。
ジッターレベルの設定方法
- [物体の表示窓] にある [物体の選択] で [データ領域線] を選択します。
- [物体の表示窓] の [物体] メニューの [精度の指定] を選択ジッターレベルの値を変更します。
7. 文字ラベルを表示したいが、文字が汚くなります。
[物体の表示窓] - [シーン] - [表示窓の指定] - [描画方法] を “共通モード” にしてください。
上記の操作で、正常に表示された場合、グラフィックス・ボード、又はドライバーに問題がある可能性があります。
使用しているグラフィックス・ボードのドライバーを更新することにより、解決する可能性があります。
8. 時系列データを作成しましたが、どうやって表示させるのか判りません。
時系列データを読み込むと [構造格子型データ・ファイルの読み込み] または、
[非構造格子型データ・ファイルの読み込み] メニューに
複数ステップに関するインターフェースが表示されます。
左から 3 番目の右向き矢印のボタンを押すと、各ステップのデータが順番に読み込まれます。
[NULL / 最小 / 最大] の設定を利用して、全ステップのデータの最大、最小を設定しておくことで、
カラーマップの範囲などを全ステップで同じにすることができます。
9. 複数の断面コンターを表示したいのですが。
格子断面用の [カラー面コンター]、[カラー線コンター] は、断面を3面まで表示させることができます。
断面2、3を表示させるには [断面の選択] で [断面2] または [断面3] を選択して [表示 / 非表示]
のチェックボックスをオンにします。
格子断面で4面以上表示する場合、任意断面を複数表示させる場合は、
断面形状を MVG 形式のファイルに保存して、追加読み込みを行います。
MVGへの保存と追加読み込みの方法
- 各メソッドのパラメータを操作するメニューの、フロッピーディスクのアイコンをクリックします。
メニュー上部の [リセット] ボタンとヘルプボタン(?マークのボタン)の間のボタンです。
- ファイルブラウザが表示されますので、適当なファイル名をつけて保存します。拡張子は ".mvg" です
- [ファイル] - [データの読み込み] からファイルを読み込みます。
- [データの読み込みの確認] ダイアログが表示されるので追加をクリックしてください。
以降、断面の位置を変更したMVGファイルを複数作成して追加読み込みを行ってください。
10. カラーマップに任意の色を指定したいのですが。
カラーマップは、カラーマップエディタを使用することで編集が可能です。
カラーマップエディタは、各可視化メソッドのパラメータを指定するメニューの一番下段の
[カラーマップの指定] ボタンを押すと表示されます。
カラーマップの両端を任意の色に変更するには、カラーマップエディタの
[カラーマップの編集] ボタンを押すと表示される
[カラーマップの編集] ダイアログを使用します。
最大色、最小色それぞれの、“色相”、“彩度”、“明度” を指定して色を変更してください。
より複雑なカラーマップを使用したい場合は、カラーマップファイルを作成します。
カラーマップファイルの拡張子は ".cmp" です。
テキストエディタでファイルを作成し、下記のように値を入力します。
8 0.000000 228.000000
0.000000 0.000000 0.000000 0.000000 1.000000
20.000000 0.000000 0.500000 1.000000 0.500000
40.000000 0.330000 0.000000 1.000000 0.250000
80.000000 0.330000 0.200000 0.600000 0.400000
100.000000 0.330000 0.000000 0.500000 0.000000
200.000000 0.660000 0.600000 0.200000 0.000000
210.000000 0.660000 1.000000 1.000000 1.000000
228.000000 0.660000 1.000000 1.000000 1.000000
1行目:色を指定する点の数、データの最小値、最大値の順番で指定します。
2行目以降:それぞれ色を指定するデータのレベル(値)、α値、
R 値(赤)、G 値(緑)、B 値(青)の順番で指定します。
注意 : フォーマットについての詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
カラーマップの指定をウィンドウのヘルプボタンを押し、
[カラーマップファイル] を選択するとフォーマットの記述があります。
作成したカラーマップファイルは、カラーマップエディタの [カラーマップの読込み] から読み込みます。
11. 鳥瞰図表示の際、直方体として持ち上げたいのに、
台形に持ち上がるのですが。
Field データを鳥瞰図で表示させる場合、MicroAVS はメッシュ上(格子の交点)の値を
高さ情報に変えます。
その為メッシュの間隔が広くなると、その分、上底と下底の長さ比が大きい台形となります。
メッシュの間隔を細かくするか、rectilinear で定義し、該当部分のメッシュ間隔のみ
細かくする事により、ご希望の形状に近づけることができます。
12. カラーコンター表示する際に、左右対称なデータのはずなのに、
片方が鋸歯状になってしまうのですが。
コンターの表示方法を、[テクスチャーコンター] または [ソリッドコンター] に変更することで
左右対称の表示になる可能性があります。
コンターの表示方法の変更
- [物体の表示窓] の [コンター表示の指定] を選択します。
- [コンター表示の指定] メニューで、[テクスチャーコンター] または [ソリッドコンター] を選択します。
- [ソリッドコンター] の場合は、 [境界の数] を増やすことで表示を滑らかにすることができます。
※解説
これは多くの 3次元グラフィックス・ソフトウェアで発生する問題の1つです。
データから面を生成する際、ノードデータはその値に基づいて、RGB のカラーに変換されます。
この段階では、四角形の頂点に RGB のデータが定義された状態になります。
ところが、このあとレンダリングの為に、四角形が2つの三角形に分割されます。
三角形内の各ピクセルの色を決める場合、その 三角形の 3頂点の RGB 値と
3頂点からそのピクセルまでの距離とに基づいて、線形補間されます。
つまり、もとの四角形の 4点の RGB ではなく、
分割された三角形の 3点の RGB だけを使って色を決めるため、
分割のされ方により結果が変ることになり、
分割のされ方が対称でなければ結果の画像は対称でなくなります。
メッシュ表示を ON にしていただくと、分割のされ方が対称でなく一様であることがおわかりいただけると思います。
これが非対称の原因となります。
四角形を三角形に分割してレンダリングすることは、多くのグラフィックスライブラリで行われていることであり、
MicroAVS で使用する OpenGL もそのようになっております。
MicroAVS では頂点に RGB が定義された四角形で OpenGL に渡していますが、
OpenGL 側で三角形に分割して色の補間を行っています。
この現象が顕著に現れるのは、隣接するノードの色の差が大きい時です。構造格子型のデータなら、
メッシュを細かくすることで
対象となる部分を目立たなくする事が出来ます。
13. X, Y, Z 軸のスケールがそれぞれ異なる為、
スケールの大きな軸が長く表示され、見にくくなってしまうのですが。
X, Y, Z 軸のそれぞれのスケールが異なり、数値付き軸の表示などが見にくい場合は、
各軸のスケールを変更することで、表示を見やすくすることができます。
スケールの変更方法
- 物体の表示窓の [物体] - [スケールの指定] を選択し [スケールの指定] ウィンドウを表示します。
- 倍率を任意に指定し、スケールが大きく異なる軸を縮小、または拡大して設定を変更してください。
スクリプト
1. スクリプトを使用し、物体の表示窓の大きさを指定したい。
物体の表示窓の大きさの変更には “MAview” コマンドを使用します。
表示窓の幅を 640 、高さを 480 に変更するコマンドは、以下の通りです。
MAview /m view /p width 640
MAview /m view /p height 480
2. いろいろな方向からみた画像を作成したい。
スクリプトを使用することでオブジェクトの回転と画像の保存を自動で行うことができます。
オブジェクトの回転と画像の保存は以下のようなコマンドになります。
MArotate /X 30
MAwrite c:\temp\image1.bmp /D
この操作を連続で行うには MAloop コマンドを使用します。
MAloop コマンドは、スクリプトファイル内のみで使用できるコマンドです。
まずテキストエディタで以下のようなファイルを作成します。ファイルの拡張子は ".txt" です。
//////////MicroAVS Script Version 2.4//////////
# MicroAVS Script Version 2.4
MAloop start 30 360 30 %03d
MArotate /X 30
MAwrite c:\temp\image%INDEX%.bmp /D
MAloop end
まずMicroAVSで、可視化結果が表示された状態にします。
スクリプト入力ウインドウを開き、[ファイル] -> [開く] メニューで作成したスクリプトファイルを読み込みます。
スクリプトが終了すると c:\temp フォルダに image030.bmp 〜 image360.bmp ファイルが作成されます
※スクリプトの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
3. 連番のファイルを同じ方法で可視化したい。
スクリプトコマンドの MAopen と MAloop を組み合わせることで
連番ファイルを読み替えつつ可視化を行うことができます。
MAloop はスクリプトファイル内のみで使用できるコマンドなので、
あらかじめスクリプトファイルを作成しておきます。
c:\temp フォルダに data0001.fld 〜 data0010.fld ファイルがあるとします。
まず data0001.fld ファイルを読み込みます。
可視化のメソッドとパラメータをセットし、目的の可視化結果を表示させます。
読替える時に位置がリセットされないようにするため、物体の表示窓の [最適な大きさ] をオフにします。
以下のようなスクリプトファイルを作成します。
//////////MicroAVS Script Version 2.4//////////
# MicroAVS Script Version 2.4
MAloop start 1 10 1 %04d
MAopen c:\temp\data%INDEX%.fld /D /A
MAwrite c:\temp\image%INDEX%.bmp /D
MAloop end
MAopen コマンドには、読み替えを明示する "/A" オプションをつけます。
スクリプト入力ウインドウを開き、[ファイル] -> [開く] メニューで作成したスクリプトファイルを読み込みます。
スクリプトが終了すると c:\temp フォルダに image0001.bmp 〜 image0010.bmp ファイルが作成されます
※スクリプトの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
4. メニューに対応したスクリプトコマンドを調べたいのですが?
MicroAVS Professional Edition では、ユーザーの操作をスクリプトファイルに保存することができます。
保存したスクリプトファイルをスクリプト入力ウインドウから読み込むことで、実行させることができます。
スクリプトファイルは、アスキー形式ですので、テキストエディタで開くと、
保存されたコマンドの確認と編集を行うことができます。
※スクリプトの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
その他
1. 小数データの有効桁数は?
有効桁数はOSに依存しますので、
float 3.4E +/- 38 (7 桁)
double 1.7E +/- 308 (15 桁)
となります。
2. 軸対称2次元の計算結果をミラー表示
(軸対称面を挟んで鏡像も表示)させる機能はありますか?
MicroAVS Ver.10.0 より、表示物体を XYZ の 0 断面でミラーコピーできる機能を搭載しています。
物体の表示窓の [オプション] - [ミラーコピー] を選択して表示される
[ミラー表示の指定] ウィンドウから、ミラーさせたい物体の選択等を行って下さい。
Ver.9.0 以前の MicroAVS では、ミラーさせたいオブジェクトを MGF 等の形状データとして持つことで、
同じような表示を行うことが可能です。
形状データが複数読み込み可能であることを利用し、
同じ物体を2つ同時に読み込んで、片方を回転・移動させることによって実現します。
物体の表示窓の [物体] - [位置の指定] を選択して表示されるダイアログを使うと
正確な角度や距離で幾何変換を行えますので、これをご利用下さい。
3. 2次元データの地形図(カラー面コンターで作成)上に
3次元データのベクトル線図を重ね合わせて表示させたいのですが。
複数の構造格子/非構造格子データの結果を重ね合わせ表示させたい場合は、
どちらかの可視化結果を MVG 型式で保存し、もう一方の可視化結果に追加読み込みさせる方法で実現可能です。
FAQの“
MVG ファイルとは何ですか?” もご参照下さい。
4. 英語メニューの使用は可能ですか?
起動時に “-lang C” オプションを付けることで英語メニューで起動できます。
詳細はオンラインマニュアルの下記ページをご参照下さい。
(<MicroAVSインストールディレクトリ>\Help\ja_JP\main\toeng.htm)
※ [初期値設定パネル] や [スクリプト入力ウインドウ] 等、一部メニューは英語表示に対応しておりません。
5. mgf2geo.exe を用いて MicroAVS 形状 ( .mgf ) を
AVS 形状 ( .geo ) に変換する際、エラーが発生します。
BINフォルダの下にある mgf2geo.exe を使うことで MGF ファイルを GEOM ファイルに変換することができます
(詳細は <MicroAVSインストールディレクトリ>\Help\ja_JP\main\mgf2geo.htm をご参照下さい)。
ただし、この変換が可能な MGF ファイルは、ヘッダーのバージョン表記が
「# Micro AVS Geom:2.00」より古いものに限定されます。
なお、下記の<変換できない要素>を使用していない MGF ファイルであれば、
ヘッダーのバージョン表記を書き換える事で
(例“# Micro AVS Geom:1.00” に変更 )、変換に使用する事が出来ます。
<mgf2geo.exe で変換できない要素>
- 時系列フォーマット
- 円/円柱 要素
- Label 要素
6. ユーザー登録用紙に記載する、マシン情報の確認方法を教えて下さい。
以下の手順で確認して下さい。
【グラフィックカードの確認方法】
- デスクトップ上で右クリック
- [プロパティ] で [ 画面のプロパティ ] パネルを開き、[設定] タブを選択
- [詳細設定] → [アダプタ] タブ を選択
- [アダプタの種類] の記述を確認して下さい。
【クロック数の確認方法】
- [Windows] キーを押しながら [Pause] キーを押すか、
またはデスクトップ上の [マイコンピュータ] アイコンの上で右クリック → [プロパティ] で
[システムのプロパティ] パネルを開く
- [全般] タブ → [コンピュータ] の記述で CPU 名、クロック数 ( GHz または MHz) を確認して下さい。
※わからない場合は空白でもかまいません。
【メモリの確認方法】
- 上記【クロック数の確認方法】と同じように [システムのプロパティ] を開く
- [全般] タブ →「コンピュータ」の一番下の行に “xxx GB(MB) RAM” とありますので確認して下さい。
7. MicroAVSで扱えるデータの大きさに制限はありますか?
MicroAVS の側では制限値は設けておりません。
ご使用のコンピュータで確保できるメモリサイズ、および OS (Windows) で扱えるメモリサイズに依存します。
32bit の Windows で扱えるメモリサイズの上限は、約 2Gbyte といわれていますので、
メモリと OS の上限のどちらか小さい方が、扱えるデータの最大値となります。
(ただし、メモリの連続した領域を確保する方式を取っている為、メモリの使用状況によっては
700MB〜800MB ぐらいが確保できる上限となってしまう場合もあります)
なお、MicroAVS Ver.10.0 より 「Windows 64bit 対応版」 が製品として追加されています。
この場合、扱えるデータの大きさは(事実上)コンピュータで確保できるメモリサイズにのみ依存します。
8. Fieldデータの読み込み速度が遅いのですが。
構造格子型データのファイルフォーマットは、他のファイル(ascii、binary)を参照したり、
読み込み順番を指定できるなど汎用性を持たせた形式となります。
このため、読み込み速度に関しては多少犠牲になっています。
ただ、ascii データを利用されている場合は、データを
binary 形式に変換することで読み込み速度の改善は可能です。
更に、他ファイル参照型ではなく、ヘッダー情報とデータ部分を
1つのファイルにまとめる(“ネイティブフォーマット”化する)ことで、より高速化する事ができます。
ネイティブフォーマットの詳細については MicroAVS ユーザーズマニュアルの「4.2.3 書式」をご参照下さい。
(
マニュアルダウンロードページへ )
また、FAQの“
ネイティブフォーマットのヘッダ部分と
データ部分の区切り( ^L^L )の入力の仕方が分かりません。” も合わせてご覧下さい。
9. PowerPoint にアニメーション結果を貼り付けたい(埋め込みたい)のですが。
・アニメータ 3D を使用して作成した GFA ファイルの場合
GFA 形式のファイルを Windows 環境で再生・閲覧するためのフリーソフトウェア
"
3D AVS Player" を利用することで、
GFA の特性(3次元の好きな方向からアニメーションを見られる)を生かしたまま
PowerPoint に貼り付ける事ができます。
貼り付け方の詳細については、製品と共にインストールされる 「 3D AVS player オンラインヘルプ」 をご覧下さい。
(
マニュアルダウンロードページ
の「ツール、ユーティリティダウンロード」から PDF 形式のマニュアルもダウンロードできます)
・アニメータ 2D を使用して作成した MPEG、AVI ファイルの場合
通常の動画ファイルと同じように、PowerPoint の [挿入] → [ビデオとサウンド] → [ファイルからビデオ]
で貼り付けます。
なお、GFA 形式のファイルを MPEG, AVI 形式にして貼り付けたい場合は、FAQ の
“
アニメータ 3D で作成したアニメーション (GFA) を
AVI や MPEG 動画ファイルに変換したいのですが。” をご参照下さい。
10. Standard 版と Professional 版の違いを教えてください。
Professional 版は、Standard 版の全ての機能を含み、更に以下の機能を利用することが出来ます。
- 自分で作成したフィルター関数を適用し、読み込んだデータを加工してから可視化することができます。
(※プログラミング(C言語)を行い、DLLを作成する必要があります)
- 同じように、第3者が Pro 版で作成したフィルター関数(DLL)を利用できます。
- MicroAVS を外部プログラムからリモート制御することかできます。(MAclient)
- スクリプトの自動作成機能を使用することができます。
MicroAVS 製品紹介ページの
MicroAVS Professional Edition
の項もご覧下さい。
13. 非構造格子型データの各節点番号の表示方法が知りたいのですが。
MicroAVSでは、節点番号は表示時に内部で新たにふり直されてしまいます。
そのため、[数値表示] メソッドで表示される節点番号は、ファイル内で定義した番号とは一致しません。
回避策
データファイル作成時に、節点上の “データ値” として節点番号を定義しておくと、
節点データ値として意図した節点番号を取得する事ができます。
14. [離散データの補間] はどのように行われていますか。
MicroAVS では、離散データを直交等間隔の構造格子型へ変換するために以下のような補間式を使っています。
- Vunif = SUM( Vscatter * 1 / pow(distance, order) ) / SUM( 1 / pow(distance, order) )
Vunif :補間後の各格子点上での値
Vscatter :読み込んだ離散点上のデータ値
distance :
Vunif と
Vscatter との座標間距離
order :
Vunif の値を計算する際、
Vscatter
の値が及ぼす影響をその2点間の距離により変更します。
その際に距離にかける重みです。 [離散データの補間] パラメータの
[精度] にあたります。
<計算方法>
まず、[離散データの補間] メソッドの [X (Y, Z)方向の格子数] パラメータから得られる Uniform 型格子の
各格子点に対し、
その点の周りに補間元となる離散点があるかどうかをサーチするための範囲を決定します
(Ver.10.0 以前では、サーチ範囲は“格子全体”で固定です。
Ver.11.0以降では、XYZ方向のサーチ範囲を指定できます)。
このサーチ範囲内に存在する離散点から、上記の式で補間後の各格子点のデータを求めます。
上記の式において
SUM は、サーチ範囲内の全ての離散点の総和を求めることを意味します。
pow(a, b) は a の b 乗を表します。つまり
distance の
order 乗で割っているので、
order の値が大きい程、
格子点からの距離が近い離散点の重みが大きくなります。
15. [要素データを節点データへ変換] はどのように行われていますか。
要素中心データから節点データへの補間方法は、[補間の精度] パラメータの値によって異なります。
- 補間の精度が 0 の場合
[補間の精度] が 0 の場合には、単純に節点を共有する要素のデータの平均値を取ります。
- 補間の精度が 1 の場合
[補間の精度] を 1以上の値にすることで、距離による重み付け平均を行います。
節点からの距離が近い要素中心の値の影響が強くなります。
- 補間の精度が 1 より大きい場合
[補間の精度] を 1より大きく設定した場合には、さらに距離の影響を考慮するように、
距離のべき乗を使って計算が行われます。
節点からの距離が近い要素中心の値の影響がさらに顕著になります。
16. 表示データの面積や体積を計算することはできますか。
Ver.11.0 以降では、「等数値ボリューム」メソッドに「体積計算」機能が追加されており、
表示ボリュームの体積およびボリューム内の成分値の総和を表示することができます。
(Ver.10.0 以前では、残念ながら面積や体積を計算する機能はありません)
※なお、MicroAVS の上位製品である
AVS/Express
では、線の長さや面積、体積の計算が可能です(volume_integr モジュールを使用)。
可視化メソッド・共通
1. 色の指定に使う値の、有効範囲値は?
RGB 各成分、256 階調持っています。 1 / 256 で、0.004 程度までが有効になります。
2. カラーマップの色が間違っているようなのですが。
[読込みデータファイル名の指定] で表示データ(ファイル)を変更した時や、面コンター等で表示するデータ
(成分) を変更した時は
カラーマップの範囲は変更前のものを引き継いでいます。
そのような場合、例えばコンターであれば、パラメータ操作パネルの [最小-最大にセット] ボタンを押し、
更に [カラーマップの指定] - [データに合わせる] ボタンを押すことで、
現在のデータにあった色になります。
3. 入力データはもっと細かいはずなのに、
表示結果が粗いのですが。
データの大きさや可視化メソッドの種類によっては、表示までに時間がかかる場合があります。
MicroAVS ではそういったケースを考慮し、可視化メソッドを ON にした直後では、一部のデータを読み飛ばした
簡略高速表示を行っている場合があります。
データが粗いと思った場合は、各メソッドの [データの圧縮] スライダーの値をご覧下さい。
その値を “1” にすることにより、データ読み飛ばしをせずに、元データそのままの細かさで可視化します。
表示に時間がかかるような可視化を行う場合、パラメータや視点を決めるための作業の間は
[データの圧縮] を 2 以上の値にして高速に可視化し、
値が決まった後、最終的な表示を行う時に [データの圧縮] を 1 にするといった使い方をすると、作業の効率化が図れます。
4. パラメータ操作パネルにあるフロッピーディスクのマークは何ですか?
MicroAVS の形状データフォーマットである MVG (MicroAVS Visualization Geometry) に保存するボタンです。
構造格子型データと非構造格子型データの可視化結果を合成表示したい場合や、複数の断面コンターを表示したいなど、
複数の可視化結果を合成表示する際に利用します。
FAQ の “
MVG ファイルとは何ですか?” もご参照下さい。
流線、パーティクル・トレース
1. 逆方向のパーティクルは飛ばせますか?
残念ながら、MicroAVS では順方向のパーティクルのみとなります。
なお、流線表示では順方向、逆方向、両方向を切り替えて表示できます。
※ MicroAVS の上位版の
AVS/Express
では、逆方向のパーティクルを飛ばす事ができます。
3. [積分回数] [トータル積分回数]
[積分次数] 等 のパラメータの意味がわかりません。
[積分回数] [トータル積分回数] [積分次数] は、流線やパーティクルを計算する際の “計算精度” に関係します。
計算には、Runge-Kutta(ルンゲ-クッタ)法を使用しています。初めに始点位置を決め、
その始点の位置のベクトルから
ある時間
Δt 進んだ時の位置を求めるという計算を行います。
流れは以下のようになります。
始点を設定(MicroAVSのメインメニューで指定)
↓
始点のベクトル値から次の点を決める
↓
次の点が計算格子上になければ、周りの格子点からその点でのベクトル値を補間計算する
↓
ベクトル値より次の点を求める
以下でそれぞれの意味を説明します。
【積分回数】
「積分回数」は、微分方程式を解くための刻み幅を決めるために使用されます。
値を大きくすると刻み幅は小さくなります(精度が高くなります)。
実際の計算式は以下のようになります。
Vx(n+1) = Vx(n) * time
Vy(n+1) = Vy(n) * time
time = 0.7 * ベクトルの方向 * 格子幅/(ベクトルの大きさ * 積分回数)
(Vx Vy):次の点のベクトル値
0.7 : 係数
ベクトルの方向 : ベクトルの向きを判別
格子幅 : 縦横の幅が違う場合は小さい方が採用される
ベクトルの大きさ: 各点でのベクトルの大きさ
積分回数 : MicroAVS で指定される値
例えば、1×1 のセルに対して、V = (1,1) のベクトル成分が定義されており、パラメータ積分回数 = 1 の場合は
time = 0.7 * 1. * 1 / (sqrt(2)*1) = 0.5
#sqrtは平方根を求める関数です。
Vx = 1 * 0.5 = 0.5
Vy = 1 * 0.5 = 0.5
のようになり、次の点を決めるベクトル値が計算されます。
【トータル積分回数】
これはある時刻
Δt を何回進めるかという定義です。
上記の積分を何回繰り返すのかを指定するものとなります。
値を大きくすると流線が長く伸びることになります(積分回数との兼ね合いで長さの絶対値は変わります)。
【積分次数】
Runge-Kutta(ルンゲ-クッタ)法では、誤差のオーダによって、
1次精度、2次精度、3次精度、4次精度、n次精度があります。
「積分次数」は、この精度を1から4まで指定するものです。
値が大きいほうが精度が高いということになります。
コンター
1. カラー面コンターで、[データの最小‐最大に合わせる] を選択しても
コンター面が黒く表示される(表示されない部分が出る)のですが。
MicroAVS 内の最小・最大値の設定が、実際のデータ範囲より狭くなっている可能性があります。
以下の方法をお試し下さい。
- パラメータ操作パネルのリストから [(非)構造型データファイルの読み込み] を選択します。
- [NULL / 最小 / 最大の設定] のボタンを押して表示されるダイアログより、
実データの範囲に収まるように [最大値] [最小値] をそれぞれ入力し、
[有効] にチェックを入れてください(全成分共通で、あるいは成分ごとに設定が可能です)。
- パラメータ操作パネルのリストから [カラー面コンター] を選択します。
- [データの最小‐最大に合わせる] ボタンを押します。
なお、 MicroAVS では、
小数点以下の有効桁数は最大 16 桁となっております。
これより小さい有効桁数を持つデータの場合、四捨五入処理によって最小・最大範囲やデータ値が
正しくならない可能性があります。
そのような場合は、あらかじめ入力データの値の底上げ等を行ってから MicroAVS に読ませるようにして下さい。
2. 複数ステップを持つデータでステップを進めると
コンター面が黒くなる(表示されない部分が出る)のですが。
1ステップ目のデータと、その後のステップのデータの最大値・最小値の差が大きいため、
このような問題が発生します。
以下の方法をお試し下さい。
- パラメータ操作パネルのリストから [(非)構造型データファイルの読み込み] を選択します。
- [NULL / 最小 / 最大の設定] のボタンを押して表示されるダイアログより、
全ステップを通じて 実データの範囲に収まるような
[最大値] [最小値] をそれぞれ入力し、
[有効] にチェックを入れてください(全成分共通で、あるいは成分ごとに設定が可能です)。
3. コンターを MVG ファイルに保存したものを
読み込むと、色が付いていません。
[テクスチャーコンター] 方式での MVG ファイル出力はサポートされておりません。
以下のように [シェーディングコンター] または [ソリッドコンター] に変更してから出力して下さい。
コンター表示方式の変更方法
- 物体の表示窓の [物体] メニュー から [コンター表示の指定] を選択
- 表示されたダイアログで、[シェーディングコンター] または [ソリッドコンター] を選択
※ソリッドコンターは Ver.9.0 以降で使用可能
4. コンター表示したものを PostScript
ファイルに保存すると、真っ白で何も表示されません。
[テクスチャーコンター] 方式でのポストスクリプト出力はサポートされておりません。
PostScript 以外のイメージファイルとして出力するか、
コンターの表示法を [シェーディングコンター] または [ソリッドコンター] に変更して出力して下さい。
コンター表示法の変更については FAQ の “
コンターを
MVG ファイルに保存したものを読み込むと、色が付いていません。” をご参照下さい。
5. [コンター表示の指定] の [シェーディングコンター] [テクスチャーコンター]
[ソリッドコンター] それぞれの違いを教えてください。
※テクスチャーコンターは Ver.7.0 から、ソリッドコンターは Ver.9.0 から選択可能になっています。
以下でそれぞれの特徴を説明します。
シェーディングコンターとテクスチャーコンターの両者は、その“補間対象”に違いがあります。
【シェーディングコンター】(インストール時デフォルト)
コンターを構成するメッシュの各頂点の
「色 (RGB値) 」
を補間して表示する方法です。
まず、コンターメッシュの各頂点について、その点におけるデータ値とカラーマップとを照らし合わせて、
その点の色を割り当てます。
そして、メッシュ1つ1つの内部の色は、メッシュの頂点に割り当てられた RGB 値を補間して求めます。
- シェーディングコンターの利点
デフォルト設定機能のため、MicroAVSのほぼすべての出力形式に対応しています。
- シェーディングコンターの欠点
カラーマップが HSV 形式で定義されているのに対し、RGB の値による補間を行っているため、
メッシュの頂点間でデータの値の差が大きい場合などに、
そのメッシュ内部の補間の結果が意図したものにならない事があります。
【テクスチャーコンター】
コンターを構成するメッシュの各頂点の
「データ値」を補間して表示する方法です。
まず、メッシュ内部の任意の点におけるデータ値を求めるために、メッシュの頂点におけるデータ値を補間します。
そして、その補間により求まったデータ値とカラーマップとを照らし合わせて、色を割り当てます。
- テクスチャーコンターの利点
ほとんどの場合において、カラーレジェンドが示す色表示に合致した結果を得ることができます。
- テクスチャーコンターの欠点
補間データ値から得られるコンターの色は、テクスチャーとして生成され、
色のない(真っ白な)コンター形状の上に
テクスチャーマッピングすることで表示を実現しています。
そのため、MVG 形式や VRML 形式、PostScript 形式での出力を行った場合、
テクスチャ情報が保存されず
白い形状のみ保存されることになります。
また、時系列データの各ステップにおけるデータの最大値最小値が異なる場合、
アニメータ3Dで撮影を行うと正しいカラー分布でアニメーションが作成されませんのでご注意下さい。
ソリッドコンターは、シェーディングコンターやテクスチャコンターのようなグラデーション表示でなく、
境界がくっきりとしたコンターを表示する方法です。
【ソリッドコンター】
元データの最大最小値から得られる “データ範囲”を、与えられた「境界数」で分割し、
その分割点にあたる値の「等高線」を作成し、その等高線の左右でくっきり色を分けて表示します。
- ソリッドコンターの利点
くっきりとした境界を持つコンター図を作成することができます。
また、結果を MVG 等の形状に出力した場合も、色情報が保存されています。
- ソリッドコンターの欠点
くっきりとした境界を作成するためにメッシュを細かく切っている関係上、上記2種類の表示法に比べて、
コンターを構成するメッシュの数が大きくなります。
そのため、データの大きさによっては表示にかなり時間がかかるケースがあります。
特に [等数値ボリューム] メソッドをソリッドコンター表示すると、
メッシュ数が膨大になりやすいのでご注意下さい。