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Japan AVS Consortium

Visualization Conference



今年は、ビジュアリゼーション・カンファレンスとAVSユーザー会の併催という形をとり、以下の内容で行われました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。


第5回 ビジュアリゼーション・カンファレンス + AVSユーザー会

日時: 1999年10月22日(金)
場所: タイム24 (江東区青海2-45)
主催: 可視化情報学会
後援: 日刊工業新聞社、サイエンス朝日
協賛: AVSコンソーシアム
講演資料: 当日、カンファレンス参加者へ講演論文集を配付




セミナープログラム

会場1:セミナー・ルーム


10:00 〜 10:05 開会挨拶
10:05 〜 11:00 セッション 1-1
海外における計測データへのビジュアリゼーション利用最新事例

Advanced Visual Systems Inc.
Ian Curington, Director, Technical Marketing

ビジュアルデータの表現方法とGUIデザインにおける新しい技術の紹介を交えながら、産業向けのビジュアリゼーションアプリケーションを解説する。テレコミュニケーションにおけるネットワーク最適化のためのデータベースビジュアリゼーション、半導体デザインとテスト、テクスチャーマッピングを利用した高品質なデータビジュアリゼーションの方法なども紹介する。
11:00 〜 11:05 休憩
11:05 〜 12:00 セッション 1-2
Volume Proを用いたリアルタイム・ボリューム・レンダリング

MERL-A Mitsubishi Electric Research Laboratory
Hanspeter Pfister, PhD, Research Scientist

PCユーザ向けの世界初のシングル・チップ・ボリュームレンダ リングシステム、VolumeProを紹介する。VolumeProは1999年4月に完成した最新鋭のもので、計測・シミュレーションで得た三次元データをリアルタイムでボリュームレンダリングする。この技術はMRI、CTなどから得た膨大な三次元データを評価、理解するためのキーテクノロジになるであろう。VolumeProは1分間に、インターポレーション、フォン・イルミネーション、 合成をした5億のサンプル点を描画し、1分間に1600万(256 x 256 x 256)ボクセル・セットを30フレーム描画可能だ。
12:00 〜 13:30 立食パーティー
13:30 〜 14:25 セッション 1-3
流れの可視化と画像計測

埼玉大学 工学部 機械工学科 川橋 正昭

流れの可視化は、流れ場の理解や工学的応用における、有用な実験解析技術として 確立してきた。さらに近年の様々な可視化関連機器や、解析ソフトの開発は、流れの可視化技術を飛躍的に発展させている。その結果、流速、密度、温度などの多次元同時測定が可能となりつつあり、複雑現象の解明へのブレークスルーとなる可能性がある。これらをふまえ、流れの可視化技術の基礎から画像応用定量的可視化技術まで、その概要を述べる。
14:25 〜 14:35 休憩
14:35 〜 15:30 セッション 1-4
微小循環系の機能と構造の可視化
- 共焦点レーザー走査型顕微鏡を用いた血管平滑筋立体構築の観察 -
国立循環器病センター研究所 脈管生理部 中野 厚史

生体活動の維持のために、血液と細胞との間で酸素や養分をはじめとする直接的な物質交換を担う領域を微小循環という。微小循環の観察研究の歴史は、顕微鏡の歴史といってもよく、様々な手法が考案されてきた。我々は、微小血管網を生体位で観察し、血流の調節機能を明らかにしてきた。さらに微小血管の立体的な情報を得るために、共焦点レーザー走査型顕微鏡で得られたスライス像から立体構築し、微小血管の調節機能との関連を調べた。
15:30 〜 15:40 休憩
15:40 〜 16:20 セッション 1-5
パネル・ディスカッション - 21世紀のビジュアリゼーション

(AVSユーザー会共通)
司会株式会社ケイ・ジー・ティー 宮地 英生
パネラー (株)ユニスン 村本 睦司
エヌ・エス・イーソフトウェア(株) 古屋 裕子
Advanced Visual Systems Inc. Ian Curington
国立循環器病センター研究所 中野 厚史
理化学研究所 姫野 龍太郎
東京大学 原子力工学研究施設 岡本 孝司

16:20 〜 16:25 閉会挨拶(AVSユーザー会共通)

会場2:トレーニング・ルーム


13:30 〜 13:55 セッション 2-1
大規模解析からの可視化とPC・DVによる動画作成

理化学研究所・情報基盤研究部・情報環境室 姫野 龍太郎

計算機の発達で非常に大規模な計算が可能になったが、一方で時間変化を扱う解析では可視化が著しく困難になっている。そこでNECと理研では、計算中に直接可視化画像を計算サーバー上に生成することで途中の計算結果を保持せず、計算終了後は画像ファイルをPCでノンリニア編集し動画を作成するシステムを共同研究中である。現在までのところ操作性に難点はあるが、大規模な解析から簡単に短時間に動画を作成できるようになった。
13:55 〜 14:00 休憩
14:00 〜 14:25 セッション 2-2
大規模シミュレーションを中心に据えた遠隔共同研究システムSIMON
(
SImulation MONitoring system)
日本原子力研究所 那珂研究所 炉心プラズマ研究所 
プラズマ理論研究室 室長 岸本 泰明

現代の多様化した先端研究分野において、シミュレーションの果たす役割は益々重要になってきているが、そこでは、高性能計算機を中心としたハードウェアと共に、大規模に複雑化したシミュレーション結果の(研究者の「精神的要因」まで考慮した)円滑な解析・評価システム及び広範囲の学問領域・異なった研究機関との迅速な討議・情報交換のシステムの存在が課題解決の鍵を握る。ここでは、大規模シミュレーションの実行とそこで得られた結果を中心に据え、WWWを駆使して外国の機関も含めた広範囲の研究者との迅速な情報交換や共同研究を行うことを目的としたシステムの開発について紹介するとともに、それを用いた遠隔研究システムについて議論する。
14:25〜 14:35 休憩
14:35〜 15:00 セッション 2-3
回転球殻熱対流による磁場構造

核融合科学研究所 理論・シミュレーション研究センター 
教授 理学博士 木田 重雄

地球磁場は、地球中心部の外核内の溶融鉄の対流運動によって、形成維持されていると考えられている。このダイナモ機構を解明するために、回転する球殻内に電気伝導性流体を入れ、内外球面での温度差により駆動される熱対流と、それにより生成される磁場の時空間構造の相関関係を、数値シミュレーション、およびさまざまな物理量の可視化により解析する。
15:00 〜 15:05 休憩
15:05 〜 15:30 セッション 2-4
AVS最新情報

株式会社ケイ・ジー・ティー ビジュアリゼーション技術グループ 
吉川 慈人

11月にリリースされるAVS/Expressの最新バージョン5.0の新機能を中心に最近のAVS製品のトピックスを紹介します。あわせて、米国AVS Inc.が開発中の可視化コンポーネントOpenVizについても紹介します。

会場3:ビジネス交流サロン


10:00 〜 10:55 併設セッション:AVSユーザー会 PART 1
AVS/Express チュートリアル・セミナー 入門編
株式会社ケイ・ジー・ティー
ビジュアルソリューショングループ 朝倉 博紀

本セミナーでは、AVS/Expressを利用してさまざまな実験、シミュレーションデ ータを可視化するまでを紹介する。AVS/Expressを導入して可視化を行う際に必 要なデータ読込み、モジュールの組み合わせ、作成画像の出力という3つの作業について説明する。
10:55 〜 11:00 休憩
11:00 〜 12:00 併設セッション:AVSユーザー会 PART 2
AVS/Express チュートリアル・セミナー 応用編
株式会社ケイ・ジー・ティー
ビジュアリゼーション技術グループ 黒木 勇

本セミナーでは、AVS/Expressの可視化機能以外の手法について紹介する。AVS/Expressの可視化ネットワークをボタンによって動的に起動するアプリケーションや、モジュールのインスタンス、デインスタンスを動的に行うアプリケーションの作成方法をチュートリアル形式で説明する。このチュートリアルを通して、開発時に便利なモジュール、V言語などについて説明する。
12:00 〜 13:30 立食パーティー
13:30 〜 13:55 セッション 3-1
AVSを使用した海洋観測データの可視化事例

ニイガタシステック株式会社 営業部 荒川 良一

海洋調査船で観測された海底地形データと各種の観測データを組み合わせて3次元表示するシステムを開発したので、その事例を紹介する。観測機器で得られる観測データの処理方法は、通常では帳票出力や2次元でのコンタ図などで行われている。今回発表するシステムでは、海底地形観測装置で得られた海底地形データに他の観測機器で得られた観測データをAVSによって3次元重ね合せ表示することで、海洋調査研究に新しい視点を提供することが出来た。
13:55 〜 14:00 休憩
14:00 〜 14:25 セッション 3-2
歯科領域の形態計測とシミュレーション

株式会社ユニスン 開発部 村本 睦司

近年、インフォームドコンセントということが社会的ニーズとして重要視されてきている。歯科矯正治療における口腔機能改善の治療方針の立案に あたり、非接触三次元形状計測装置を用いて、患者の重要な情報を持つ石膏印象模型の三次元形状を取得し、その形状データを用いて治療前後の咬 合の変化を術前に予測し、視覚化する三次元シミュレーションシステムを紹介する。
14:25 〜 14:35 休憩
14:35 〜 15:00 セッション 3-3
自動車衝突時に起こる衝撃の可視化

エヌ・エス・イーソフトウェア株式会社 古屋 裕子

車の衝突時における衝撃は、加速度又は荷重で計測される。加速度から求められる変位を基本データとして、衝突を再現することができればカメラ では撮れなかった外からは見えない内部の動きまで、見ることができるのではないか。 AVSを用いることにより、データから作成した映像で、サンプリング時間単位の変化の様子を、時にはストップモーションで、時には一連の流れと して、車内で起こる衝撃とその相互関係を見ることが可能になるのではないか。
15:00 〜 15:05 休憩
15:05 〜 15:30 セッション 3-4
レーザー流速計とAVS

西華産業株式会社 工業機器部 三浦 清隆

レーザー流速計では、各種流体の速度情報をポイントで計測しており、トウハース等では計測ポイントを三次元的に移動する事によって空間データを得ている。出力されるデータは各ポイントにおけるX、Y、Z成分の大きさであり、これを手作業による重ね合わせでベクトルに変換し、可視化作業を行っていた。AVSを用いレーザー流速計から得られたデータを読み込む事により、空間的な可視化が可能になった。





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