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このカンファレンスはビジュアリゼーションの世界における最先端情報,技術,トピックス を提示する場として1996年に第1回を開催して以来,今回で第11回を迎えます.
元をたどれば,AVSユーザー会セミナーとして1992年に開催したのが本カンファレンスの原点といえます.このセミナーは1995年の第6回まで開催され,
この時期はシミュレーション結果を見るといった科学技術計算分野での利用がビジュアリゼーションの中心だったともいえます.
1996年に,ビジュアリゼーションの対象が可視化全般にわたることから,可視化情報学会を主催として「ビジュアリゼーションカンファレンス」がスタートしました.
講演プログラムを振り返ると,ビジネス分野における可視化の利用,大規模データの可視化,ネットワークの利用,CG分野やWEBにおける技術まで,
時代に応じてビジュアリゼーションの利用が進化し,今日では様々な情報を人に伝える手段としてなくてはならない技術になっていることが分かります.
今回は「コミュニケーションを支援するビジュアリゼーション」をテーマに掲げています.
基調講演として,今年コンピュータグラフィックスの分野で権威のあるCoons賞を日本人で始めて受賞した西田友是氏から「自然物の可視化のリアリティの追求」と題して,
西田氏がこれまでに取り組んだコンピュータグラフィックスの技術開発とこれからの可能性についてお話いただきます.
さらに,建築家であり環境デザイナーの(株)スペースインキュベータの代表取締役、彦坂裕氏による基調講演「知覚体験のデザイン」と題してご講演いただきます.
招待講演として,立体映像ディスプレイ、医療応用、都市環境シミュレーション、情報共有のためのツール紹介、伝統的なエンジニアリングにおけるビジュアリゼーションなど、
様々な種類のビジュアリゼーション、AVSの利用技術などを紹介します.
同時に機器展示コーナーやAVSチュートリアル,コンサルティングも設けております.
また,可視化情報学会から情報の可視化技術に対する積極的な展開を表すものとして,一昨年から設けられた公募による論文発表の場もあります.
今回は9件の発表を予定しており,最新の研究成果を紹介していただきます.
これまでにビジュアリゼーションカンファレンスに来ていただいた方にも今回はじめて参加される方にも満足していただける充実した内容と考えております.
ぜひ本カンファレンスに参加していただき最先端のビジュアリゼーションの世界をお楽しみください.
可視化情報学会 ビジュアリゼーションカンファレンス実行委員長
独立行政法人 理化学研究所 情報基盤センター 姫野龍太郎
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